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ボリビア高地の大自然に浸る (ボリビア)

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4000m超の高地で見るシュールな絶景

アバロア
4000m超えのボリビア高地を走るランクル

ボリビア南部に位置するエドゥアルド・アバロア国立自然保護区は、チリとの国境近くの4000m〜5000mに達する場所にあります。少し前まで、行きたくてもなかなか行けない秘境でしたが、近年はウユニ塩湖の観光が急拡大し、それに伴って神秘的な光景を求める人たちのために2泊3日のツアーが組まれるようになっています。悪路と薄い空気に悩まされながら、到達した自然保護区の絶景は忘れられないものになるでしょう。

 

エドゥアルド・アバロア国立自然保護区の地図

アバロア地図
ランクルを使ったツアーはウユニを出発し、塩湖近くのチュピカ村に一泊。その後一路南下し、エドゥアルド・アバロア自然保護区内の宿泊施設で二泊目となる。人気のツアーなので数多くの旅行社が催行しており、ルートもそれほど大きな差はない。

 

1日目の宿泊

エドゥアルド・アバロア国立自然保護区へのツアーは、1日目にウユニ塩湖を見た後、大平原の中にあるチュピカという小さな村に到着します。この村にある塩でできた山小屋が1日目の宿泊施設となります。外観からは分からなりませんが、中に入ると確かに壁などが塩でできていて、歩くと床の塩がジャリジャリと音を立てます。

 

各部屋にはシングルベッドが二つ並んでおり、電気も水道もあるので居心地はそれほど悪くありません。塩のホテルですから、床も壁もテーブルも塩でできています。


食堂では車両ごとにテーブルが決められています。夕食はチキンフライとポテトフライ、サラダにボリビア産のワインも付いていました。食べやすく、ワインにも合う食事でした。


二日目、アルティプラーノの絶景

アンデスの山々を見ながら車は走る

二日目。ツアーの車はチナグア塩湖を通り、南のエドゥアルド・アバロア国立自然保護区を目指します。この辺りは標高5868mのオヤグエ火山などがあり、アルティプラーノと呼ばれる広大な高原地帯を走る車窓から素晴らしい景色が楽しめます。


途中の渓谷で放牧されているたくさんのリャマに出会いました。

途中にはいくつかの湖があり、水の中にいるフラミンゴの群れを見ることができます。雪を被った山の麓に広がる湖にフラミンゴが群れる光景は神秘的な感じでした。

昼食は、途中の景色がいい場所に車を止めて摂ります。メニューはチキンとソーセージにポテトフライとサラダでした。野外で食べるのは気持ちが良いです。

車は4000m超の荒野をひたすら走り続けます。まるで、砂漠のラリーをやっているような感じです。


途中にアルボル・デ・ピエドラ(石の木)と呼ばれる、風化や浸食によってできた奇岩が集まっている場所があります。ここには、細い幹から葉が茂った木のような形になっている石があります。


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ラグナ・コロラダ

夕方になって、この日のハイライトであるラグナ・コロラダに到着しました。赤い湖という意味の名前の通り、赤く染まった不思議な湖面が目の前に広がっています。

湖には赤い藻が繁殖しているために赤く見えるのです。湖面にはピンクのフラミンゴの群れがいて、荒涼とした景色に花を添えています。

ここではフラミンゴを比較的近くで見ることができます。

ラグナ・コロラダの近くに2日目の宿泊となるロッジがあります。ここはエドゥアルド・アバロア国立自然保護区の中にあり、1泊目の施設より制限が多くなります。例えば、電気は夕方7時から9時ころまでしか使えません。

ロッジの部屋はこんな感じです。かなり気温が低い場所にあるので、暖かい服を着て寝ることにしました。

食堂で夕食のスパゲッティを食べました。ガイドが用意してくれるのですが、食べられればいいという感じです。

三日目、間欠泉と温泉

翌朝は朝5時出発。暗闇の中を走ると、やがて空が白み、白い煙がもうもうと立ち上っている所に出ました。間欠泉です。気温は氷点下ですが、蒸気は温かくて気持ちよく、みんな蒸気を浴びて楽しんでいます。

間欠泉の少し先には温泉がありました。湖の岸辺から温泉が湧いていて、プールのような露天風呂が作られているのです。脇にある小屋で水着に着替えた人たちが大勢温泉につかっています。たぶん、世界で最も高い場所にある露天風呂でしょう。ちょうど太陽が山から顔を出して上り始め、みんな温泉で暖まりながら美しい日の出の風色を楽しんでいました。私は、水着がないので入れませんでした。

この日はエドアルド・アバロア自然保護区を南下してチリとの国境まで行きます。標高4300mから5000m近い高地の移動です。

途中には「ダリの砂漠」と呼ばれる場所があります。尖った茶色の山々に囲まれた高地には植物が育たず荒涼とした光景が広がります。それが、ダリが描いたシュールな光景に似ているためこの名がついたのです。

ボリビアの南端、チリとの国境に到着です。


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ウユニへの帰路

ここからウユニへ向かって帰り道になります。周囲には美しいアンデスの山が連なっています。

ここまで来るとかなり疲れていますから、もう、自然見学もしたくない気分です。しかし、ガイドは奇岩が立ち並ぶ場所に寄ってくれます。

帰り道の光景は、行きの砂漠とは感じが違い、緑がある渓谷を走ります。

昼過ぎに小さな村に到着しました。ここにはホスタル(小さなホテル)があり、長距離走行の疲れを癒すとともに、昼食を取ることができました。村にいたリャマがこちらを警戒していました。

3時ころにサン・クリストバルという町で休憩。ここで売られていたアイスクリームが美味しかったです。そこから1時間半ほどたった4時半に無事ウユニに帰って来ました。

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ラテンアメリカ博物館
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