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マヌエル・アントニオ国立公園 (コスタリカ)

コスタリカ国旗
マヌエル・アントニオ

美しいビーチが人気の自然公園

マヌエル・アントニオ国立公園
マヌエル・アントニオ国立公園の前にあるビーチは海水浴客で賑わう。

コスタリカで最も人気があるといわれる自然公園がマヌエル・アントニオです。熱帯地方の海岸沿いにあるため、一年中、海水浴を楽しむ人が絶えません。公園内には猿やナマケモノなどの動物が多く生息し、自然観察が楽しめます。また、公園内の美しいビーチは、人が少ないのでゆっくり楽しめる利点があります。公園の前にも長いビーチがあり、こちらは多くのレジャー客でにぎわっています。

 

マヌエル・アントニオ周辺図

マヌエル・アントニオ地図
コスタリカの首都サンホセからマヌエル・アントニオまでケポス経由のバスで約3時間半。このバスは1時間に1本ほどあります。ケポスの町はサン・アントニオ観光のベースとなっているため、国立公園前まで頻繁にバスが出ており所要時間は約30分。国立公園前には数多くホテルやレストランがありますが、価格は高めです。リーズナブルな宿泊や食事を希望するならケポスに宿を取り、そこからマヌエル・アントニオまでバスで通う方法もありです。

 

マヌエル・アントニオへ

ケポスのバスターミナル

首都サン・ホセを午前9時発の直行バスで出発!。バスは満員。クーラーなどついていないボロバスですので車内は大変な暑さですが、乗客は我慢しているしかありません。3時間でケポスという街に着きました。

ここで、ほとんどの人が降りてしまいました。この町は、マヌエル・アントニオ観光のベースになっていて、ここのホテルに泊まって、バスで30分ほど離れた国立公園まで出かけていく人が多いのです。公園周辺のホテルやレストランの値段が高いためだろうと思います。


マヌエル・アントニオの終点はリゾートホテルの前になるので、一つ前の停留所(上写真の場所)で降りた方がいいです。


停留所から国立公園のゲートにつながる道沿いにホテルが並んでおり、ドミトリーで15ドル程度。シングルの場合は40ドル程度から100ドル超まで様々です。リゾート客向けの立派なホテルもいくつかあります。


バス通りはビーチに隣接しています。ビーチにもレストランがありますが味は期待しない方がいいです。


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国立公園内へ

マヌエル・アントニオ国立公園は朝7時に開門です。入場料は16ドルで、一度出たら再入場できません。中には売店などはないため、水と軽食を持って入りました。


人気の公園だけに、朝早くから大勢の観光客がガイドと共に歩いています。密林の中にはところどころ写真のような木道が作られていて、茂みの中に入って行くことができます。


木道を歩いていると、数匹の中型のサルが現れ木から木へ渡って行きます。そのうち写真のノドジロオマキザルが目の前に現れてこちらを見ていました。この猿は、人を恐れないためかよく出会います。


小さなリスザルの群れにも会いました。ただ、数が多いと聞いたナマケモノは見ませんでした。ガイドを雇うと、望遠鏡を使って探してくれるようですが…。


メキシコから中米にかけて多く生息するイグアナもいます。


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美しいビーチを楽しむ

マヌエル・アントニオのビーチ
マヌエル・アントニオのもう一つの特徴は、公園内に綺麗なビーチがあることです。ここが人気の理由は、実は動物よりもビーチがあるからなのです。写真のビーチは岩場が多く、泳ぐことはできません。


公園の外のビーチとは違い、入場料が必要な公園の中は人が少なく、ビーチは綺麗です。一人旅だとお金や貴重品を抱えて海水浴を楽しむのは難しいのですが、公園内には数少ない観光客しかいませんし、ビーチに置いた荷物に注意しながらでも海水浴ができるのです。


公園内のビーチを一日中楽しむ人たちも多い。


公園の外に出てみるとビーチで子供たちが暗くなるまで遊んでいました。コスタリカの自然の美しさが心に残りました。


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