世界一美しい湖とグアテマラ人が自慢するアティトラン湖の畔にある町がパナハッチェルです。以前は、中南米を旅するバックパッカーたちから愛された静かな村でしたが、自然の美しさと周囲にあるマヤの村々に残る文化が注目を浴び、観光化が急速に進みました。近年、特に欧米からの観光客が増え、今ではグアテマラ屈指の観光地となっています。また、日本人経営のホテルやレストランもあり、長期滞在する日本人旅行者も多くなっています。
アティトラン湖の周辺にはマヤの村が点在しており、パナハッチェルからは各村を結ぶ定期船が出ている。1日でたくさんの村を巡りたい人には、旅行会社が主催する村巡りのツアーもある。
パナハッチェルに行くには、アンティグアから旅行会社が運行する直通のワゴン車を使うのが便利。ローカルバスもあるが、何本か乗り継いで行く必要があるので、一般の旅行者には向かない。
パナハッチェルのメインストリートは、地元の若者や観光客で昼間は常に混雑しています。以前は、自然に囲まれた、落ち着いた感じの町でしたが、今やグアテマラでも一、二を争う観光地と化しているのです。
メインストリートをアティトラン湖向かって歩くと、湖畔の展望台に着きました。湖の周囲には複数の火山がそびえていて、晴れていれば絶景が楽しめます。