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密林の巨大遺跡ティカル(グアテマラ)

国旗
ティカル

樹海の中にそびえる巨大ピラミッド群

ティカル遺跡
左は最もよく復元された1号神殿でジャガー神殿とも呼ばれる。右が2号神殿。

ティカルは紀元4世紀ころに最初の王朝が誕生し、勢力を拡大したことでマヤ有数の大都市へと発展しました。6世紀になると周辺の有力な都市との対立が激化して一時は衰退してしまいますが、7世紀の末にライバルの都市を破って復興を遂げたとされています。数多いマヤの遺跡の中でも最大の規模を誇っており、密林の中には巨大なピラミッドが聳え、無数の古代の都市の跡が散在しています。近年、観光化が進んでいますが、メキシコの主要な遺跡のようには整備されていないため、手つかずの自然や神秘性が保たれています。


ティカル遺跡の地図

ティカル遺跡地図

ティカルは中心部だけでもかなり広く、密林の中に遺跡が点在しているため、歩いていると迷ってしまうこともあるので注意。ティカルへは、グァテマラの首都グァテマラシティから行くのが一般的。近隣の町フローレスまで飛行機が飛んでいるほか、夜行バスも出ている。また、グァテマラシティやアンティグアからツアーも数多く催行されている。

 

遺跡入り口から中央部

遺跡巡りのベースとなる町フローレスからティカル遺跡に行くには、観光会社のツアーバスを利用するのが便利で確実です。朝早くから数多くのツアーバスが走っていて、バスを利用するだけなら1500円前後でした。ガイドが付くツアーに参加すると倍くらいの値段になります。また、安くいきたいなら、フローレスの隣町サンタ・エレーナとティカル間を走る路線バスもあり、これは片道500円くらいでした。 バスは、ティカル国立公園の入り口で一旦停車し、入場する人はここで入場チケットを購入します。ここから遺跡入り口までかなり距離があります。


ツアーバスは、ティカル遺跡公園のビジターセンター前に停まり、そこから徒歩で遺跡に入ります。右の小屋でチケットをチェックします。


遺跡群は広大なジャングルに点在しており、要所に掲げられている案内図を参考に目的地を目指します。最初は、ティカルの中心であるグラン・プラザに行くことにしました。


グラン・プラザの北アクロポリス側から見た1号神殿です。ティカルの主要なピラミッド神殿は6つあり、1号から6号まで番号が振られています。このうち、最もティカルらしいフォルムをしているのが1号神殿です。グラン・プラザは、この1号神殿と向かいにある2号神殿に挟まれ、北側は北アクロポリス、南側には中央アクロポリスが面しています。

ティカル1号神殿(テンプロ機砲蝋發51mあり、上部の神殿入り口にジャガーの彫刻があったことから「ジャガー神殿」と呼ばれています。マヤの他の都市のピラミッドと比べても非常に傾斜がきついのが特徴で、登るのはかなり怖いです。以前、このピラミッドから落ちて死んだ人がいたそうです。現在は遺跡保護のため登頂は禁止されています。

1号神殿と向かい合わせに建つ2号神殿(テンプロ供法こちらは上部テラスに登ることができます。

2号神殿の上から見たグラン・プラサ(大広場)と1号神殿。

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ティカル最大の4号神殿

グラン・プラザから西に向かうと3号神殿(テンプロ掘砲料阿鯆未蝓▲謄カル最も背が高い建造物である4号神殿(テンプロ検砲帽圓着きます。4号神殿は高さが65m弱ありますが、この神殿の上に付く屋根飾りも含めると70mを超え、マヤで最も高い建物とされるエル・ミラドールのラ・ダンタに匹敵するということです。ただ、現在はほとんど森に埋もれたようになっていて、下部基盤の修復が少しずつ進んでいます。

4号神殿の脇に設けられた木製の階段。これで上部のテラスに登ることができます。

4号神殿上部のテラスから見た景色です。右が3号神殿、左に1号神殿と2号神殿が見えます。この場所は映画スター・ウォーズの第一作に登場したことで、世界的に有名になりました。

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失われた世界

4号神殿から南に方向を転ずると、ムンド・ペルディード(失われた世界)があります。ここにあるのはティカルで最も古い時代の建造物群で、写真のタルー・タブレロ神殿、底辺が広い、どっしりとした四角推となっています。この建物の形状からメキシコ中央高原の巨大文明であるテオティワカンの強い影響を受けていることがわかります。こちらのピラミッドも登ることができます。

失われた世界のメイン・ピラミッド。こちらは登頂禁止です。

5号神殿から6号神殿へ

森の中を先に進むと、新たに修復された5号神殿(テンプロ后砲帽圓着きます。この神殿は高さ58m弱あり、ティカルでは2番目に高い建造物です。この神殿の上からの眺めもいいのですが、現在は登頂禁止です。

ここまで来ると、最後の6号神殿も見たくなります。5号神殿からはかなり距離があるのですが、方向的には出口に近いので、頑張って行くことにしました。密林の中を切り開いた薄暗い道をひたすら歩きます。途中に、グループGの遺跡群などがあるのですが、特に興味がわかないので通り過ぎます。神殿への道は狭くて足場の悪い道が延々と続きます。虫も多いので注意が必要です。

森の中を30分ほど歩くと6番目のピラミッドである6号神殿(テンプロ此砲謀着します。修復もあまり進んでいない小型の神殿ですが、それが神秘的な雰囲気をとどめていていい感じです。


とにかくティカルは広いですから、主要なエリア以外の 見ていない場所は多くあります。ただ、やたらと森の中を歩き回ると、迷ってしまい、とんでもないところに行ってしまうことがあります。数日後、再度ティカルを見学した時には、道を間違えて、ティカルの西23劼飽銘屬垢襯錺轡礇トゥン遺跡に続く道を30分も辿ってしまいました。途中で、監視員に出会い、バギーでティカルまで戻してもらえましたが、冷や汗ものでした。


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