ウユニの町とツアー会社 |
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ウユニに行くにはボリビアの首都ラパスからですが、交通手段には、バスと列車の乗り継ぎ、長距離バス、飛行機の3通りの方法があります。
列車は途中の景色が楽しめて面白いと思いますが、時間がかかる上に乗り換えなど面倒です。ラパスからウユニ行きの夜行バスも値段が高いクラスを選べば車内はそれなりに快適ですが、途中の道が悪いし、時間がかかります。
飛行機は45分でウユニに行けますが値段が高いのがネックです。一般的な航空券の価格は2万円以上もします。ただ、アマゾナス航空のサイトで調べてみると、この時は時間帯別のプロモーションで夜の便なら60ドルちょっととなっていました。しかも、ホームページからクレジットカードでチケット購入が可能です。
そこで飛行機に決めました。アマゾナス航空のサイトの手続きは簡単で「本当にこれで飛行機に乗れるのか?」と少し不安を感じたのですが、空港では何の問題もなくチェックインできました。ウユニの空港には夜8時に到着(上写真)。すぐ、翌日出発のツアーを確認することにしました。
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聞いたところでは、ウユニには50〜60社ものツアー会社があるそうです。特に鉄道駅の前の通りには、上写真のように多くのツアー会社が軒を連ねています。その中に「穂高ツアー(Hodaka Mountain Expedition)」という日本の名前を付けた現地人の会社があり、日本人旅行者がよく利用していると聞きました。
そこで、穂高と事前にメールでやり取りし、翌日のツアーを申し込んでおいたのです。事務所に行くと、中年の女性がいて、翌日のツアーの説明をしてくれました。夜の8時半過ぎでも数人の旅行者がいて、人気のあるツアー会社だということは分かりました。
翌日、出発時間である10時少し前に事務所に行くと、ツアー客たちで大混雑。オフィスの中に入ることさえできません。シーズンオフに当たる時なのに、こんなに大勢の客がいるとは驚きです。鉄道駅前の通りにはツアー客たちが行き来していますが、中国人や韓国人が多いのです。ただ、穂高の事務所の中は日本人の若い女性が多かったです。
穂高の評判がいい理由は、ツアーのドライバーが単に運転して案内するだけでなく、塩湖で写真の撮り方を教えてくれるなど丁寧な対応をしてくれるからだそうです。
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ウユニの駅前通りに置かれた機関車のモニュメント。
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列車の墓場 |
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朝の10時。いよいよウユニ塩湖ツアーの出発です。ツアーで最初に立ち寄るのは「列車の墓場」です。砂漠のような場所に、蒸気機関車をはじめとした列車の残骸が数多く放置され、ちょっとシュールな光景を作り出しています。
これは、19世紀にボリビアの鉱山から産出する鉱物資源を太平洋岸の港まで運搬するために活躍していた列車だそうです。その後、ボリビアはチリとの戦争に負け、太平洋への出口を失ってしまい、多くの列車は利用価値を失い放置。その後、残った列車も資源量の減少で次第に利用されなくなって捨てられたということです。
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古い機関車や貨物車などが並んでおり、ちょっと不思議な光景が見られます。
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